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人を知る

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佐久間 尚輝

クライアントエンジニア

佐久間 尚輝Naoki Sakuma

2021

業務内容について

今のお仕事内容を教えてください!

入社当初は『CARAVAN STORIES』をはじめ、そのほか新規プロジェクトを2つ担当し、現在はグラフィックス研究開発プロジェクトのリーダーを務めています。

グラフィックス研究開発プロジェクトはゲームのビジュアル品質を高めるための開発に取り組むチームです。自分はそこで、グラフィックスエンジニアとして、第二事業部のプロジェクト全体を横断的にサポートし、各プロジェクトが目指すビジュアル表現を技術面から支援しています。簡単に説明すると、ゲームに登場するキャラクターや背景、エフェクトの機能を作るイメージですね。モデリングをするのはデザイナーですが、もう少しモデルをリッチに表現したり、作成された炎のエフェクトをより炎っぽく表現する等に取り組んでいます。

さらに、最新のグラフィックス技術や業界のトレンドを学び、より良いビジュアル表現の追求に努めています。また、幅広いユーザーが快適にゲームをプレイできるよう、パフォーマンスの最適化にも力を入れています。

グラフィックス周りだとデザイナーと関わることが多いですが、最適化周りではエンジニアと相談し、ユーザーが快適にプレイするために何を取捨選択するかはディレクターと話し合って進めるため、日々、本当に様々なスタッフとコミュニケーションをとり業務を遂行しています。

どのようにしてグラフィックスエンジニアになったんですか?

前職ではUIのクライアントエンジニアを担当していたため、グラフィックスエンジニアとしての実務経験はありませんでした。
ただ、趣味として日頃からグラフィックスについて調べて知識をためており、ブログも100本程度執筆していました。そういった業務外での勉強でグラフィックスに対する土台が構築されていたと思います。
上長には、面談や日頃のコミュニケーションをとる中でグラフィックスを担当したいと伝えており、今の立ち位置にいます。

第二事業部では、これまでグラフィックスエンジニアが不在でしたが、自分で手を挙げて任された業務で成果を出し、一定の人に認められるとプロジェクト化することもあり、いい環境だなと思います。

Aimingについて

Aimingでの就職を決めた理由はなんですか?

『CARAVAN STORIES』や『ドラゴンクエストタクト』をプレイした際に、自分もこれらのタイトルに携わりたいなと感じたからです。
IPならではのグラフィック表現や手触り感が印象的で、自分も同じように3DゲームでIPの魅力を引き出したいと思い、転職を決めました。

入社してみてどうですか?

第二新卒として入社したこともあり、最初は不安もありました。
ですがエンジニアチームの皆さんがサポートしてくださったおかげで、スムーズに仕事に馴染むことができました。

Aimingは、他職種との垣根も低く、普段からフラットに意見交換ができる環境です。
プライベートでもよく一緒にゲームをしており、自然に交流が深められるのも気に入っています。

環境面についてはどうでしょうか?

業務に必要なものはすべて会社側で当然のように貸与されるのは有難いですね。
自分がグラフィックスエンジニアだからというのもありますが、基本的にはデザイナーしか使用しないDCCツールを貸与されているのは業務を進める上でやりやすいです。
開発をスムーズに進められるツールやソフトウェアや、最近はやりのAIも使用できます。さらに、開発端末の準備が豊富でデバッグがしやすく、気軽に借りられるのもいい環境だなと思います。
技術スタックとしては、特定のプロジェクトで作った機能を共通化することで、その仕組みをどのプロジェクトでも使用できるようになるので、制作コストを下げたり、チーム全体の思想を揃えることができます。

前職と異なる部分はどんなところですか

前職に比べて、チーム全体がゲーム好きという点が一番大きく異なる部分だと感じています。
ゲームへの情熱があるメンバーが多いため、日常の会話でも自然とゲームの話題が出たり、プライベートな時間でもゲームを一緒にプレイすることも多く、アイデアが生まれやすい環境だと思います。

技術習得について

普段どのように技術習得をされていますか?

普段は書籍や技術に関する記事を読んで知識を深めています。特にグラフィックス系の技術、Unityのクライアントサイドの技術を読むことが多いです。Unityが提供している新しい技術については情報が少ないことも多いため、自分で内部のコードを確認し、理解を深めるようにしています。
インプットした知識については、会社の共有資産として扱えるように、コンフルエンスに書き溜めるようにしてますね。また、業界として目新しいことに挑戦しているゲームについて、エンジニア目線やグラフィックス目線で頑張ってる部分や、取り組みに対する個人的な考察をまとめ、共有するようにしています。

今後の目標について

将来的にどのようなキャリアを築きたいですか?

グラフィックスエンジニアとしての技術力をさらに高め、より高度なビジュアル表現ができるようになりたいと考えています。
理想としては、最新の技術を用いつつ、作品のテイストに沿ったグラフィックスを目指すことですね。
最近のゲームのようなフォトリアル調な作品であれば、キャラクターがトゥーン調すぎて背景から浮かないようにしたり『CARAVAN STORIES』のような作品であれば、キャラクターがリアルすぎずあたたかみのあるような見た目の方が作品にマッチします。
技術的には新しいものを用い、ゲームの世界観と馴染むようなグラフィックス表現を目指していきたいと思っています。

また、DCCツールへの理解も深めることで、アーティストとの連携を強化し、効率的なワークフローの構築にも貢献したいです。
デザイナーに寄り添うエンジニアに近づくために、デザイナーが受けるモデリングの研修も受けられるなら受けてみたいですね。研修を通して、モデリングの手順や進め方を学ぶことができれば、デザイナーならではの辛さもわかると思うので。

メッセージ

Aimingへの転職を考えている方へメッセージをお願いします!

自分のやりたいことに手を挙げれば、挑戦の機会を与えてもらえる環境です。
新しいことに積極的に取り組みたい方や、自ら行動を起こしてキャリアを築きたい方には、魅力的な職場だと思います。

ありがとうございました。

※業務内容等はインタビュー実施当時の内容です。

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